一年の巡りの中で六月の月は天体のバランスが大きく崩れる時期にあたり、それにより大自然を始め、そこに生きている私達も大いに影響を受けることになります。
　古来より水無月の祓いは天体に不調和をきたすこの時期に、小川や滝に入り、神仏に祈ることで、日々暮らしを営む中で、知らず知らずのうちに心身に積もり積もった諸々の汚れを、一気に洗い流し去り、天体の巡りによる悪い影響を、まともに受ける事のなきよう、心身の健康を守るための身浄ぎ法なのです。 どうぞ揃って参加され、今年一年の健康をお祈りください。

　《日時》　六月 第四週目の日曜日　午前八時開始　　受付は午後十二時まで
　《場所》　天上宮　〔住 所〕　〒621-0231　亀岡市東本梅町大内大坪一二八番
　　　　　　　　　　　〔TEL／FAX〕　0771-26-5548

　なお、滝による祓いを受けられない方の為これに準ずる方法として「人形の祓い」を用意致しました。紙の人形は皆様御自身の形代です。

　　人形の祓いの使用方法
　一、心身に積もった汚れを拭い去る気持で人形の祓い神札で全身をさすります。 手の届かない部分は、白手袋を着用した他の方に〈人形〉の祓い神札をもって さすって頂いて下さい。尚、幼い子供については、同様にして全身をさすって あげて下さい。

一、息を深く吸い込み、三度人形の紙に吹きかけます。 当宮では水無月の祓いの当日、人形を滝水にあてて御祓いした後、火護摩の清い火 で焚きあげて浄化致します。